機能性高分子を用いた重金属イオンの省エネルギー分離回収法

氏名後藤 健彦 | ゴトウ タケヒコ
所属大学院工学研究科
職階助教
キーワード
研究者総覧http://seeds.office.hiroshima-u.ac.jp/profile/ja.4d70afbc6803bd40520e17560c007669.html

概要

新技術の概要
アミノ基を持つ高分子ゲルを金属イオンを含む水溶液中に浸漬すると、プロトン化によりゲル内に水酸化物イオンが生成する。生成した水酸化物イオンは、外部溶液よりゲル内に拡散した金属イオンと反応して金属水酸化物となり、ゲル内部に保持されるため容易に廃液から分離・回収することができる。
従来技術・競合技術との比較
従来の沈殿回収法では、金属イオン溶液に塩基性溶液を添加して金属水酸化物を析出沈殿させるのに対し、本技術では塩基性溶液を添加せずに水酸化物形成反応が可能。また、反応が高分子ゲル内部に限定されるので生成物の回収が容易で、生成物分離プロセスが簡略化される。
新技術の特徴
・反応が高分子固体内部に限定されるので反応生成物の回収が容易
・塩基性溶液を加えずに高pH反応場の形成が可能
・液相中で局所的にpHの異なる反応場の形成が可能
想定される用途
・廃水からの重金属除去
・廃液からの重金属の選択的分離回収
・金属酸化物ナノ粒子・高分子複合体の作製

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