タンパク質の圧力耐性メカニズムの解明

keywords.jpgタンパク質,圧力,耐性,メカニズム 

三本木 至宏 

YOSHIHIRO SANBONGI

division.jpg生物圏科学研究科 生物機能開発学専攻 分子生命開発学講座

position.jpg教授

研究概要

研究の背景

圧力に適応した深海生物の転写複合体などの多量体蛋白質は,生物の存在限界圧力である1,000気圧程度では単量体に解離しない。これは圧力に対する蛋白質安定性の一面である。しかし,同じく深海生物由来で単量体として機能する蛋白質の安定化機構は未知である。

研究内容

本研究では, 1~1,000気圧に適応した海洋性のShewanella属細菌の相同な単量体蛋白質群(シトクロムcと5′-ヌクレオチダーゼ)を対象に,構造,変異導入,および進化系統解析によりその安定化機構を解明する。

成果

1~500気圧に適応した海洋性のShewanella属細菌の相同な単量体蛋白質であるシトクロムc群を対象に,その変性温度が由来する細菌の生育圧力に相関することを見出した。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

高圧力でも機能するタンパク質の構築に役立つ

本研究の特徴・優位性

生物の圧力適応性の調べる過程で見出した知見である

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Masanari et al, Extremophiles, 18, 617-627, 2014

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