冠動脈疾患患者における左室ジオメトリーがgated SPECT所見に与える影響

keywords.jpg心機能,非侵襲的診断 

栗栖 智 

SATOSHI KURISU

division.jpg医歯薬保健学研究院 応用生命科学部門

position.jpg助教

研究概要

研究の背景

冠動脈疾患患者においてgated SPECTは虚血の評価のみならず、心機能評価にも有用な検査である。しかし左室腔容積や心筋壁厚が心機能評価の精度に影響をおよぼす可能性がある。

研究内容

冠動脈疾患患者109例に心エコーおよびgated SPECT検査を同時期に行った。エコーにより正常ジオメトリー109例、求心性リモデリング20例、求心性肥大32例、遠心性肥大28例に分類した。4群いずれにおいてもエコーとgated-SPECTの間で拡張容積、収縮容積、左室駆出率に相関を認めた。しかし、gated SPECTは求心性肥大の収縮容積以外は過少評価していた。gated SPECTによる左室駆出率は、それが高値となるにしたがって過大評価、定値にあるにしたがって過少評価していた。

成果

gated SPECTによる心機能評価の際には、左室ジオメトリーを考慮する必要がある。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

gated SPECTの心機能評価のための新たなソフトの開発

本研究の特徴・優位性

臨床的に意義のある研究成果である

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