戦略をナビゲートする経営情報と効率的なコミュニケーションの研究

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奥居 正樹 

MASAKI OKUI

division.jpg社会科学研究科 マネジメント専攻 会計・情報講座

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研究概要

研究内容

 企業や非営利組織が持続的に成長するには,事業環境に適合するための経営戦略が不可欠です。しかし,その経営戦略は,日々の業務から中長期の経営方針までを含めたさまざまな意思決定によって実現されています。刻々と変化する事業環境において的確な意思決定を導くには,リアルタイムかつ正確な経営情報を把握することが不可欠です。さらに,意思決定による結果とその効果を把握し,そこで培った経験や知識を基に経営情報の精緻化を進めることが求められます。これらを実現するには,なによりも経営情報を可視化し,経営上の問題に「気づく」ことが重要にな
ります。さらにこの「気づき」を含め,経営情報が職場内で円滑,かつ送り手が意図する通り的確に受け手へと伝わらなければ,協働することが困難となります。このような問題意識の下,本研究室では,1)バランスト・スコアカード(BSC)理論に基づく経営情報の可視化とその応用に関する研究,2)組織内コミュニケ―ション(職場での意思疎通)におけるコンテクストと伝え方に関する研究を中心に進めています。

成果

テーマ ●BSC(バランス・スコアカード)を用いた企業・非営利組織の戦略策定および評価にかかる業務への助言
    ●職場における業務の「見える化」とコミュニケーションの効率化に関する指導
    ●業務プロセスの成熟化に伴う経営情報システムの構築・更新の計画の策定および助言
 普段は見過ごされがちな職場内コミュニケーションに焦点をあてています。職場において,有益な情報を形作る仕組みや管理者-担当者間での効率的な伝達方法などについて考えていきたいと思います。

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● 「日本企業の職場内コミュニケーションにおける『伝え方』に関する一考察」『経営教育研究』学文社,第15 巻2号,35-45 頁,2012 年
● 「中国の日系製造企業における管理職間コミュニケーションに関する研究」『工業経営研究』第25 巻,120-130 頁,2011 年
● 「ミドルマネジャー職場で交わすコミュニケーションにおけるコンテクスト・パターンに関する一考察」『工業経営研究』第23巻,47-58 頁,2009 年
● 「中小企業の戦略実現と評価」『中小企業の戦略―戦略優位の中小企業経営論』同友館,271-293 頁,2009 年
● 「米国におけるバランスト・スコアカードを用いた大学経営の取り組みに対する考察」『経営教育と経営の新課題』学文社,87-108 頁,2006 年

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