教育的視機能評価ツールの開発と評価

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氏間 和仁 

KAZUHITO UJIMA

division.jpg教育学研究科 特別支援教育学専攻 特別支援教育学講座

position.jpg准教授

研究概要

研究の背景

 特別支援教育がスタートして以来,地域の学校に弱視の子どもが通うようになった。よって,通常の学校の教師が適切な教育的
視機能評価とそれに基づいた支援を行う必要性が求められている。それを支えるための研究が求められている。

研究内容

 教育的視機能評価として,読書文字サイズ・視力・視野の評価を行うためのツール開発の研究を行っている。誰でも,どこでも手軽に評価できるようタブレット端末での利用を目指している。
 1.読書文字サイズ:小学生用の検査用文章を開発し,現在はその文章セットを利用した評価用ツールの開発中である。
 2.視力:距離・配色を設定して視力測定できるツールを開発中である。
 3.視野:文字や数字を提示した視野測定ツールの開発中である。

成果

 読書文字サイズ評価用の小学生用文章セットは完成している。視力測定用ツールは近日中にAppStore にて公開予定である。また,視覚障害の児童生徒用のタブレット端末活用法についてweb-page にて情報提供中である。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

 評価ツールが完成した後は,それに応じた支援を実現する方法を開発する必要がある。特に個人の視機能に応じた教材提示は教育環境を整えるうえで重要である。教育コンテンツの見やすさの向上について貢献できる研究である。

本研究の特徴・優位性

 これまでの教育的視機能評価は専用の道具をいくつも用いる必要があり,全ての学校で行うことは困難であった。また,配色の変更等は不可能であった。本ツールはタブレット端末のアプリとして提供されるため,タブレット端末を導入すればどこでも,誰でも評価を行うなうことが可能である。また,従来の評価用道具と異なり配色の変更などが自由に行える点も重要な長所である。

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● 氏間和仁(2011)小学生の読書評価について-教育漢字の配当学年を考慮した読書評価用文章の基礎的研究-.弱視教育,Vol.49,No.3,7-14.

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