重度・重複障害児の造形活動における支援について

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池田 吏志 

SATOSHI IKEDA

division.jpg教育学研究科 学習科学専攻

position.jpg准教授

研究概要

研究の背景

近年,特別支援学校に在籍する児童生徒の重度・重複化が指摘され,一人ひとりの実態に合致した教育内容の設定が求められています。そこで,重度・重複障害児のQOL(Quality of Life)を高められるような造形活動の支援とはどのようなものか,研究を続けています。

研究内容

重度・重複障害児に対しては,重い障害ゆえに綿密な介助が必要となります。研究では,教員の関わりの在り方に焦点化して,どのような介助・支援を行なえば,彼らのQOL が高まるのか,支援に関する理論と方法について明らかにすることを目的としています。

成果

現在研究の途上ですが,彼らのQOL を高めるための造形活動における支援は,「能力発揮のための環境設定」,「子どもと教員とのコミュニケーション」,「教員同士のコミュニケーション」が大きく関わっていると考えられます。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

重度・重複障害者を対象とした福祉施設等でも活用が可能だと考えます。

本研究の特徴・優位性

これまで,一般的には造形活動といえば作品を作ることであると考えられてきました。しかし,重い障害の人たちには何らかの支援が必要であるため,支援の質が活動内容の質と大きく関わってきます。本研究では,作品作りのみならず,実際に活動を行う際の支援に関する理論や方法について考察しており,その点が特徴であると考えます。

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● 肢体不自由養護学校の美術-生徒の実態を基盤とした拡大的手法による教材作り-
  【教育美術佐武賞 佳作賞受賞】

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