染色体外遺伝因子の細胞内動態と排出機構

氏名清水 典明 | シミズ ノリアキ
所属大学院生物圏科学研究科
職階教授
キーワード遺伝子増幅,染色体外遺伝因子,微小核,蛋白質生産
研究者総覧http://seeds.office.hiroshima-u.ac.jp/profile/ja.503c33f801a99b97520e17560c007669.html

概要

研究内容
 増幅した遺伝子が局在して悪性形質を運搬する染色体外遺伝因
子(DM)の,細胞周期進行にともなう細胞内動態,細胞外への
排出機構の解明。

研究の背景について
 遺伝子増幅は,特定の遺伝子の数が細胞内で増加する現象であ
り,がん遺伝子等の蛋白質産物の量が増加することを介して,ヒ
ト細胞のがん化に密接に関係している。増幅した遺伝子は,染色
体外遺伝因子であるDM(Double Minutes)か,染色体上の
HSR(Homogeneously Staining Region)に局在している。

研究成果について
 自律複製する染色体外遺伝因子が,細胞周期進行にともなって,
核内でどのような動態を示すのか,それが分裂期や間期にどのように細胞質に移動するのか,細胞質のDM がどのよ
うに細胞外へ排出されるのか,について,独創的な研究を展開し,独自な領域を創製した。

産業界へのアピール

 従来技術と比べて,多検体に適用できる簡便な操作で,より高い効率で,より高発現な細胞株であって,構造や発
現がより安定な細胞株を,樹立できる。

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