乳癌に関与するシグナル伝達経路の解析

keywords.jpg乳癌,Wntシグナル,hypoxiaシグナル 

角舎 学行 

TAKAYUKI KADOYA

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研究概要

研究の背景

乳癌の発癌、転移には、様々なシグナルが関与している。
近年は、特に重要な蛋白などをターゲットにした分子標的治療も臨床応用されている。

研究内容

乳癌におけるWntシグナル、およびHypoxiaシグナルの関与について解析する。
(1)Wnt5aの高発現した乳癌症例の臨床学的特徴を解析し、そのメカニズムを細胞を用いた実験で証明する。
(2)転移早期には、癌細胞は血管内皮細胞増殖因子(VEGF)を産生し血管新生を行うが、VEGFやHIFなどのhypoxiaシグナル応答と予後との関連を検討する。

成果

2011年4月から開始しており、現在、病理検体の免疫染色、細胞実験の準備を行っている段階である。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

あるシグナルによって乳癌の増殖が促進されていることがわかれば、それに対する分子標的治療の臨床応用が期待される。

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K.Nakayama T. Kadoya,, Z.Ronai et al: Siah2 regulates stability of prolyl-hydroxylases, controls HIF1 alpha abundance, and modulates physiological responses to hypoxia. Cell 177(7):941-952, 2004.
T. Kadoya, A. Kikuchi et al: Desumoylation activity of axam, a novel axin-binding protein, Is involved in downregulation of β-Catenin. Molecular and Cellular Biology 22(11):3803-3819, 2002.  
T. Kadoya, A. Kikuchi et al: Inhibition of Wnt signaling pathway by a novel axin-binding Protein. Journal of Biological Chemistry 275(47):37030-37037, 2000.  

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