消化管カニューレと内臓血管カテーテル装着動物を用いた飼料評価と技術開発

keywords.jpg飼料添加物開発,食品加工副産物利用,カニューレ,カテーテル 

谷口 幸三 

KOUZOU TANIGUCHI

division.jpg生物圏科学研究科 生物資源科学専攻 陸域動物生産学講座・家畜飼養学

position.jpg教授

研究概要

研究内容

当研究室では長年にわたって,ブタやウシの消化管カニューレ装着と内臓血管カテーテル装着の技術を開発してきた。
その手法を用いて,各種飼料成分の消化管内での変化を定量的に調べている。また,各種栄養成分を対象として,消化管からの吸収量と肝臓での代謝量やその変動要因に関する研究も進めている。
本手法を活用することで,新規飼料添加物の開発に際して,対象物質の消化管内での動態と吸収量,肝臓からの放出量を調べることが可能となり,開発の効率化と実用化の促進が期待できる。
※カニューレ:消化管内容物を採取するための人工的な器具,カテーテル:ここでは肝臓など内臓血管に装着して,随時血液採取を可能とするチューブのこと。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

この分野に関心のある企業や技術開発機関との共同研究・受託研究,助言等が可能である。
応用分野
ブタとウシの飼料用資材の開発

本研究の特徴・優位性

従来,各種の飼料添加物や栄養素の給与効果は,対象物質の動物個体レベルでの摂取量と糞+尿中への排泄量のバランスや血液中の濃度変化,生産物によって評価されてきた。しかし,対象物質が消化管内や肝臓で代謝を受けるために,どの程度,吸収され,目的とする生産組織に運ばれるのか不明であった。
 当研究室で確立した方法を用いることで,それらを定量できる。

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Evaluation of fishmeal supplement with net nitrogen flux by the portal-drained viscera and the liver in mature sheep (成ヒツジの内臓組織における窒素流量からみた魚粉の評価)

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