東南アジア(特にミャンマー連邦共和国とシャン文化圏)に関する知識人類学的研究

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高谷 紀夫 

MICHIO TAKATANI

division.jpg総合科学研究科 総合科学専攻 社会文明研究講座

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研究概要

研究の背景

現ミャンマー連邦共和国は東南アジアに位置する多民族国家であり,近年,政治的にも経済的にも世界中から注目を浴びている国のひとつです。研究代表者は,1996 年から現在に至るまで,断続的に臨地研究を実施し,現地学界との交流を継続しています。構築したネットワークを活用して,達成した知見を現地へ還元するとともに,同国およびその周辺地域の民族間関係,文化動態等に関する講義,助言の依頼に対応しています。

研究内容

 現在,世界中からメディアを介して報じられる抗争は,民族間,あるいは国家間のアイデンティティと知識が重要な争点のひとつとなっています。研究代表者は,現ミャンマー(旧ビルマ)におけるマジョリティであるビルマ人と,代表的なマイノリティであるシャン族の両側から人類学的考察を展開し,シャン族がビルマ文化に取り込まれる「ビルマ化」,平行して現出する「シャン化」を,民族論的国家論的両方の脈絡から探求して来ました。
 同様な事象は世界各地で現出しており,研究代表者のフィールドのみならず他地域においても,マイノリティとマジョリティの複眼的視点に立脚する研究成果の理論的応用が期待されています。

成果

(1) Shan Construction of Knowledge, Universities Historical Research Centre (ed.) Texts and Contexts in Southeast Asia 2: 52-66 pp., 2003. (in English)
(2) Who are the Shan? An Ethnological Perspective, Mikael Gravers (ed.) Exploring Ethnic Diversity in Burma, 178-199 pp., 2007. (in English)
(3) 『ミャンマーの観光人類学的研究』広島大学総合地誌研究資料センター、1999.
(4) 『ビルマの民族表象-文化人類学の視座から』法藏館、2008.
(5) 『ライヴ人類学講義-文化の「見方」と「見せ方」』丸善、2008. 他多数.

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(1)"Shan Construction of Knowledge", Universities Historical Research Centre (ed.) Texts and Contexts in Southeast Asia 2: 52-66 pp., 2003. (in English)
(2)"Who are the Shan? An Ethnological Perspective", Mikael Gravers (ed.) Exploring Ethnic Diversity in Burma, 178-199 pp., 2007. (in English)
(3)『ミャンマーの観光人類学的研究』広島大学総合地誌研究資料センター,1999.
(4)『ビルマの民族表象-文化人類学の視座から』法藏館,2008.
(5)『ライヴ人類学講義-文化の「見方」と「見せ方」』丸善,2008. 他多数.

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