メスバウアー分光法を用いた化学研究

keywords.jpgメスバウアー分光法,スピンクロスオーバー 

中島 覚 

SATORU NAKASHIMA

division.jpg自然科学研究支援開発センター アイソトープ総合部門

position.jpg教授

研究概要

研究の背景

放射線は様々な分野で利用されている。γ線を用いるメスバウアー分光法を使うと他の方法では容易には得られない物理・化学的情報が得られる。この分光法を用いた物質科学研究が可能となる。

研究内容

物性発現の基礎となる混合原子価錯体やスピンクロスオーバー錯体を合成し、構造と混合原子価状態、スピン状態との関係を研究した。

成果

混合原子価状態の平均化と結晶の対称性との関係を明らかにした。また、集積型鉄錯体の様々な構造を構築し、スピンクロスオーバー挙動との関係を明らかにした。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

混合原子価錯体、スピンクロスオーバー錯体が材料としてすぐに実用化できるとは考えていないが、温度により電子状態やスピン状態が変化する錯体は大変有用な物質と考える。

本研究の特徴・優位性

メスバウアー分光法は非破壊で鉄の状態が分析できるので有用である。

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Inorg. Chem., Dalton Trans., BCSJ, Chem. Lett.等、日本化学会若い世代の特別講演会表彰
URL 放射線反応化学研究室http://home.hiroshima-u.ac.jp/radichem/ 

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