超薄膜センサーを用いた舌圧・口唇圧計測システムの構築およびその臨床応用

概要

研究内容
本研究では市販の超薄型圧力センサーを用いた簡易的計測方法の確立と個性正常咬合者における舌圧・唇圧のデータベースを構築することで、食育指導に際する指標を確立することを目標とする。

研究の背景について
舌圧・口唇圧は咀嚼機能の面において大きな役割をになっている。最近では高齢に伴い低下する口唇圧・舌圧を把握することで食事形態を変更し、誤嚥性肺炎を防止する必要性も唱えられている。このように舌や口唇の圧力、緊張度を主観的・定性的な評価ではなく科学的な立場から客観的に評価する必要性が広く求められており、ヒトが持っている口唇圧・舌圧のデータベース構築と簡易的計測方法の確立は歯科臨床のみならず様々な分野へ応用可能であると考えられる。

産業界へのアピール

従来の測定法では、患者が舌圧プローブのバルーンを口蓋皺壁に最大舌圧でおしつけ計測を行うが、動作が複雑で患者の挙動が安定しない。また、捕食・摂食機能に必要な口唇圧の測定は行えない。本研究のシステムを用いれば自然な動作を妨げることなく、安静時および摂食・嚥下時の舌圧・口唇圧計測が可能になる。

お問合せ:
広島大学 産学・地域連携センター (techrd@hiroshima-u.ac.jp)
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