マルチラジカルのスピン多重度自在制御

keywords.jpgマルチラジカル,電子スピン,スピン多重度,分子磁性,スピンスイッチ,スピントロニクス 

安倍 学 

MANABU ABE

division.jpg理学研究科 化学専攻 反応有機化学

position.jpg教授

研究概要

研究の背景

電子スピンの方向(↑,↓)は,物質の化学的反応性や磁性などの機能発現に重要な役割を果たす。本研究では,マルチラジカルに生じるスピン多重度の自在制御により新しく生まれる新物質,新反応,新物性・機能を開拓することを目的に研究を実施している。

研究内容

本研究では,分子内に二つ以上の電子スピンを有するマルチラジカル化学種(例えば,ビラジカルDR,テトララジカルTR)のスピン多重度を自在に制御する置換基と元素効果を検討し,これまでに,ビラジカル,テトララジカルのスピン多重度自在制御に成功してきた.現在は,その知見をもとに光応答性スピンスイッチ反応の開発等を実施している。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

本基礎研究の成果はあらゆる分野に波及する可能性があるが,実用化に向けての具体化が検討課題である。

本研究の特徴・優位性

メモリー材料,スピン流,スピントロニクスへの展開

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野副記念奨励賞,Zimmer Award

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