児童養護施設の小規模化に関する研究

keywords.jpg施設計画,児童養護施設,小規模化 

石垣 文 

AYA ISHIGAKI

division.jpg工学研究院 社会環境空間部門 建築計画研究室

position.jpg助教

研究概要

研究の背景

少子化が進む一方で、わが国で家庭で暮らすことのできない子ども(要養護児童)は増加傾向にあり4万7千人ほどを数える。被虐待などの問題を抱える彼らをケアし、社会へ巣立つ支援をすることは重要な課題である。彼らの主な生活の場の一つである児童養護施設は今日、大きな建物での集団生活から、生活単位を小規模化し家庭に近い生活を送れるように転換がはかられつつある。

研究内容

児童養護施設の望ましい施設環境と課題を考えるために、小規模化の全国実態について調査した。また、小規模化された施設で実際の施設生活に参与し、そこでの空間の使われ方や職員と子どものコミュニケーションの実態を捉えた。

成果

施設における施設小規模化の実態を、生活単位の構成と建築的な特性から捉え、また運営面での課題について明らかにしている。さらに、小規模化された生活空間にはどういった要件が必要かを明らかにした。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

施設の新築や建て替え計画に対する情報提供
計画の条件づくりや施設空間の計画に対する助言

本研究の特徴・優位性

既存施設の建て替えに関し、施設サイドや設計者サイドに立ち助言を行ってきている。

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石垣文ほか:児童養護施設における生活単位小規模化の実態に関する研究、日本建築学会計画系論文集 (671), 19-25, 2012
石垣文ほか:情緒障害児への環境療法の展開にみる小舎型施設空間の意味、日本建築学会計画系論文集 (582), 17-23, 2004

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