普遍文法、最適性理論、第一言語習得

keywords.jpg音韻論,言語習得,最適性理論,言語普遍性 

Peter MacKall Skaer 

MACKALL PETER

division.jpg総合科学研究科

position.jpg教授

研究概要

研究の背景

幼児の音韻の重要な質問
1. “i” 及び “j”という二つの音素があるとすると、多くの言語では“i”は“j”の前に出現することが観察され、“i” 及び “j”は同様の音声特徴を少なくとも一つシェアしているのに、どうして, “i”は“j”の前に出現するのか。
2. また、(1)から考えると、どうして、いくつかの言語では、“j”が“i”の前に出現するのか。

研究内容

第一言語の音韻の習得について、最初にヤコブソンの音素習得の順序からレビューし、最後に最適性理論の枠組みにおいて論じる。 大人と幼児の母国語の音韻の相違は、普段、大人の音韻の場合、忠実性制約が有標性制約を支配する最適性理論では、その序列は幼児の音韻の場合にいかに置き換えるかというものによるものではない、また大人の文法の原始的なものでもないと提唱する。

成果

(1) 幼児と大人の音韻の相違は、制約の序列によるものではないと思われる。大人の音韻に見られる忠実性制約が有標性制約を支配する最適性理論の序列は幼児の音韻にも保持されている。
(2) 最適性理論は2段階生産プロセス(インプット、アウトプット)を主張し、従来の言語分析と同様な音素習得の順序の説明に過ぎないため、本研究において紹介された3段階システム(ターゲット、プラン、プロダクト)を用いるべきである。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

本研究の結果は幼児の音声異常の理解や治療するために親またはスピーチ・セラピストが応用できる。また、教育学者がより有用な言語教授プロトコールの理解や開発に役立つ。

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