嚥下機能模型の製作

keywords.jpg嚥下,歯科,解剖学,教育 

里田 隆博 

TAKAHIRO SATODA

division.jpg医歯薬保健学研究院 統合健康科学部門

position.jpg教授

研究概要

研究の背景

嚥下運動は食物を口腔から食道に移動させることである。奥舌に食物が移動すると、嚥下反射が起こる。嚥下反射は、鼻咽腔閉鎖、口腔閉鎖、声門閉鎖の後に、舌骨上筋群と甲状舌骨筋の収縮により、喉頭が持ち上げられて、食道入口部が開き、食塊が食道の中に入っていく。

研究内容

今回、この複雑な嚥下の仕組みを説明するために模型を製作した。頭蓋骨は木片と紙粘土で製作した。また、下顎骨は中に鉄板を入れて、紙粘土で製作した。舌と軟口蓋はEVA(エチレンビニル酢酸樹脂)にて、製作した。咽頭収縮筋の動きは、木片を動かすことにより表現し、舌骨上筋群および甲状舌骨筋はワイヤーを引くことにより表現した。食道入口部はバネ板を用いた。

成果

本模型により、嚥下の仕組みを容易に説明することができた。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

本模型が商品になった場合、多くの歯科大学また、歯科衛生士学校及び歯科技工士学校の教材として購入される可能性が高い

本研究の特徴・優位性

嚥下の模型は他にはなく、コンピュータグラフィクスよりも本模型の方がはるかに優れていると思われる。

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嚥下機能模型の製作 解剖誌83:51-57,2008

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