バイオ触媒の高度利用と異分野応用

keywords.jpgリン,ルシフェラーゼ,バイオアッセイ,アスベスト 

黒田 章夫 

AKIO KURODA

division.jpg先端物質科学研究科 分子生命機能科学専攻 細胞工学研究室

position.jpg教授

研究概要

研究の背景

アスベストの表面を認識して結合する人工蛍光タンパク質を造りだし、蛍光顕微鏡でアスベストを検出する方法に応用しました。蛍光で見えている繊維がほぼアスベストであるため、物理的性質を人が判定する必要がなく、繊維を数えるだけでいいという迅速性に最も優れた方法と言えます。

研究内容

(1)シリコン蓄積するバクテリアを発見し、その代謝に関連するユニークなタンパク質をとりだしています。そのタンパク質を利用し、シリカ上にタンパク質を固定する技術や、ナノデバイス・バイオ融合研究所と共同でバイオ融合型半導体センサーの開発を行っています。

(2)リン酸が重合したポリリン酸からは、生命エネルギーであるATPができます。またリン酸の還元体である亜リン酸からは、生命が共通して使う還元物質NADHができます。リンの化学とバイオ変換を融合させて、あらゆるバイオ物質生産に対応できる新しいものつくり技術開発を進めています。

成果

人工進化によって作り出したルシフェラーゼは従来の15倍の発光を示します。ATP検査だけでなく、バイオイメージングやエンドトキシンの検査に利用出来ます。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

生化学検査やバイオ物質生産に貢献できると考えられる。

本研究の特徴・優位性

世界で初めての技術や他と比べて高感度であるなどの優位性がある。

detailsubtitle3.jpg

日本生物工学会斎藤賞、日本農芸化学会奨励賞など。

お問い合わせ