細胞オルガネラ懸濁液から細胞が再構築される現象の機構解明と応用

keywords.jpg緑藻,細胞再構築,人工ハイブリッド細胞,膜融合剤,遺伝子導入法 

堀 貫治 

KANJI HORI

division.jpg生物圏科学研究科 生物機能開発学専攻 食資源科学講座

position.jpg教授

研究概要

研究内容

海という特異な環境で生息している海洋生物には,陸上生物にはみられない特異な生物現象や代謝系・代謝産物をもつものが多い。この特殊性は海洋生物資源の新規分野への応用を期待させる。
 一例として,ある種の緑藻においては,損傷を受けて海水中に流れ出た葉緑体などの細胞内容物から新しい細胞が自然に再構築され,成熟藻体へと生育することが知られている。この特異な生物現象は,同緑藻の損傷治癒現象の一形態とも考えられており,不死のための生存戦略でもある。
 当研究室では,この細胞内容物からの細胞再構築現象の分子機構に興味をもち,これまでに同現象の鍵として機能する化合物の同定に成功しており,現在,分子機構の全容の解明に取り組んでいる。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

本システムの応用開発および実用化に関して,企業等との共同研究および受託研究が可能である。

本研究の特徴・優位性

この細胞再構築システムは,有用資源育成のための種々の人工ハイブリッド植物細胞の構築や,新規の細胞膜融合剤・遺伝子導入法の開発などへの応用が可能と考えられる。

お問い合わせ