医療におけるリスクマネジメント

keywords.jpgリスクマネジメント,医療 

日山 亨 

TORU HIYAMA

division.jpg保健管理センター

position.jpg准教授

研究概要

研究の背景

医療はさまざまなリスクを伴うものであり,これを最小化する努力が絶えず必要である.医療事故訴訟事例はケーススタディーのよい材料となるものであり,過去のうまくいかなかった経験を共有し,今後に活かす材料となるものである.

研究内容

過去の医療事故訴訟事例を,リスクマネジメントの視点から検討し,今後の医療にいかすべき点等の検討を行っている.また,これらの内容を,医療従事者にフィードバックし,医療事故防止につなげる試みを行っている.

成果

わが国の医療事故の特徴を英文論文として発表してきた.
Hiyama T, et al. Change in malpractice claims in Japanese gastroenterological practice. Am J Gastroenterol 107:143-4,2012.
Hiyama T, et al. Trend in Japanese malpractice litigation involving gastrointestinal endoscopy. Am J Gastroenterol 104:251-2, 2009.
など
また,医療従事者向けのリスクマネジメントに関する単行本を,
これまで5冊出版した(右図).今後も,新たな本の出版予定が
あり,現在,準備中である.

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

今後,インターネットを用いた教育システムの開発を目材している.

本研究の特徴・優位性

医療リスクマネジメントに関しては,従来,インシデント・アクシデントレポートが実施されているが,医師の説明の不備等は報告されない場合もあり,十分とはいえない.訴訟事例等を用いたケーススタディーは,これらの点についても十分に検討でき,リスクマネジメントに効果を発揮するものと考えている.

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2006(平成18)年度日本消化器がん検診学会学術奨励賞受賞

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