セミの羽化と交尾についての確率論的考察

keywords.jpgセミ,確率論,羽化,交尾 

税所 康正 

YASUMASA SAISHO

division.jpg工学研究院 電気電子システム数理部門 数理学

position.jpg准教授

研究概要

研究の背景

セミは飼育することが難しいため,その生態の多くは未解明のまま残されている。そこで、確率論を援用してセミの生態を調べる。

研究内容

本研究では,確率モデルを考えてシミュレーションすることによって交尾が最も盛んに行われる時期と羽化のピークの性差との関係を調べ,さらに,羽化のピークの性差の存在がメスの交尾率に与える影響について考察した。

成果

メスの羽化が遅れることはメスの交尾率の点では有利に働くことはあっても,不利にならないことを示した。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

現時点では、実用を目指した研究ではない。

本研究の特徴・優位性

確率論を用いて昆虫の生態解明の糸口を与えることができた。

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Y.Saisho, Mathematical observations on the relation between eclosion periods and the copulation rate of cicadas, Mathematical Biosciences and Engineering, 7-2 (2010),443-453.
あきつ賞(日本昆虫学会)

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