ジャーナル・アプローチの開発とその応用

keywords.jpg文化的相互理解,対話,ジャーナル,対人コミュニケーション能力,外国人,アクション・リサーチ 

倉地 曉美 

AKEMI KURACHI

division.jpg教育学研究科 言語文化教育学専攻 異文化間教育、心理学

position.jpg教授

研究概要

研究の背景

 在日外国人にとって日本語による総合的なコミュニケーション能力の向上は,異文化への積極的な文化参加・文化創造のプロセスに参加するという点から重要である。加えて多文化社会では,ホスト側にとっても,多様な文化の壁を超える対人コミュニケーション能力の向上が不可欠である。

研究内容

 留学生や在日外国人のみならず,マジョリティであるホスト社会の若者の,対話による対人コミュニケーション能力を向上させるために,ジャーナルというノートを使ったアプローチを開発し,大学の留学生教育,多文化間の教育・心理学の課外活動の中で,その有効性を探ってきた。

成果

 留学生教育,専門教育の現場でアクション・リサーチを続けてきたが,外国人留学生とのラポール形成,文化的相互理解の深化を図る手段として,あるいは長期的な成長発達のための教育的なツールとして有効である。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

 産業カウンセリング,日本の企業文化への適応困難な社員に対するコンサルテーション等の分野にも援用の可能性が期待できる。

本研究の特徴・優位性

 外国語の技能を高める手段として,あるいは心理療法の一環として,類似したアプローチがある,ジャーナル・アプローチは,そうした効果を挙げることもできるが,対話的関係性の構築によって文化的相互理解を目指すことを第一義とする点で,他とは異なる。

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