発達障害児・者のための 社会的スキル学習プログラムの開発

keywords.jpg 発達障害,社会的スキル,学習プログラム 

若松 昭彦 

AKIHIKO WAKAMATSU

division.jpg教育学研究科 特別支援教育学専攻 特別支援教育学講座

position.jpg教授

研究概要

研究の背景

 自閉症,アスペルガー症候群,ADHD,LD 等の発達障害児・者に対して,対人関係やコミュニケーションの基本ルールを段階的に教えていく,社会的スキル学習のための学習プログラムを開発する。

研究内容

 計57 の中学校通級指導教室の先生方に行ったアンケート結果から,指導の優先順位が高いスキルを選んで,上手な挨拶,謝り方,断り方,雰囲気の理解など,社会的状況での適切な言動を学習するためのビデオ場面集を作成した。本人役が適切な言動をしない場合と,する場合の2通りのシナリオをペアにした構成になっている。

成果

 実際に発達障害児・者に対して試行したところ,人とのかかわり方だけでなく,登場人物の表情や視線,語調,場の雰囲気などを読み取ったり,気持ちを知ったりする練習にも使用できることが分かり,教材としての有用性が示唆された。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

 教育・福祉関係者や保護者などが販売対象として想定される。
 独習可能なコンピュータ・プログラム化が今後の課題である。

本研究の特徴・優位性

 アンケート結果に基づき,指導の優先順位が高いスキルを選んで作成した学習プログラムは,従来技術には見られない。

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● 若松昭彦(2009)コンピュータを用いた社会的スキル学習教材の開発に関する基礎的研究.広島大学大学院教育学研究科附属特別支援教育実践センター研究紀要,第7号,pp.1-6.

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