自閉性障害児・者のための音声による 感情理解学習プログラムの開発

keywords.jpg自閉性障害,音声,学習プログラム 

若松 昭彦 

AKIHIKO WAKAMATSU

division.jpg教育学研究科 特別支援教育学専攻 特別支援教育学講座

position.jpg教授

研究概要

研究の背景

 自閉性障害児・者は音声の理解にも困難を示すことが示されており,そのための効果的な学習方法の開発が必要であると考えられる。ところが,彼らに対して音声理解の指導を実際に行った研究は少なく,標準的な学習教材も見当たらないのが実状である。そこで,音声による感情理解学習プログラムを開発する。

研究内容

 音声刺激とテスト刺激、ヒント等を作成し、ソフトウェア企業にプログラム作成を依頼した。そして、改修作業を重ねた結果、学習プログラムは実際の試行を行うことができる水準に到達した。

成果

 2014年1月に、自閉性障害や知的障害の成人計4名に対して試行を行った結果、ほぼ実用化レベルに近い学習プログラムを作成することができたと考えられた。今後は、ファイル容量の圧縮等の改修作業を行うと共に、さらに試行事例数を増やして、近い将来の実用化を目指していく。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

 教育・福祉関係者や保護者などが販売対象として想定される。独習可能なコンピュータ・プログラム化が今後の課題である。

本研究の特徴・優位性

 音声理解のための学習プログラムは,国内では実用化されていない。使用言語の違いから,国内で独自に作製する必要がある。

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● 若松昭彦(2011)自閉性障害児・者のための音声による感情理解学習プログラムの開発に関する基礎的研究(2).
広島大学大学院教育学研究科附属特別支援教育実践センター研究紀要,第9 号,pp.9-13.

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