音遊び・即興演奏ワークショップの実践

keywords.jpg作曲,即興演奏,音遊び 

寺内 大輔 

DAISUKE TERAUCHI

division.jpg教育学研究科 学習科学専攻 初等カリキュラム開発講座

position.jpg准教授

研究概要

研究の背景

 音楽の楽しみ方と言えば,大きく「聴く」「表現する」のふたつに分けることができます。しかし,「聴く」という楽しみ方が多くの人に開かれているのに対し,「表現する」ことについては,やや敷居が高いと考えられがちです。「表現は,どのような人にもできる」ものだとはよく言われますが,それでも,専門家や高いレベルのアマチュアがやるものだと考えられていることは少なくありません。また,表現に関して,初心者と経験豊かな人が音楽を楽しむ場合,経験豊かな人が初心者に「教え」たり「合わせてあげ」たりするといった活動形態が多く,対等な立場で表現を楽しむということは,容易ではありません。

研究内容

 上記の背景をふまえ,ジャンルや経験に関わらず,それぞれの創造性を発揮して音楽を楽しむ方法を,実践を通して模索・研究しています。音遊びや,シンプルな方法に基づいた即興演奏を通して,表現の幅を拡げることを目的としています。また,音楽以外の表現分野(例えばダンスや書道,美術,映像など)を愛好する人との共同表現実践の方法も模索しています。

成果

 これまで,学校の授業や行事として,また音楽祭などのプログラムとして,幅広いジャンルや年齢,経験の方を対象に数多くのワークショップ講師を務めてきました(写真は小学生を対象としたワークショップ)。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

 実用化としては,音楽表現分野において新たな表現のあり方を提案したり,音楽教育分野において新たな実践方法やカリキュラムへの導入を提案したりすることを想定しています。

本研究の特徴・優位性

「異なる経験を持つ表現者」や,「異なるジャンルの表現手段」の対等な共存。

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● 実践報告:「小学校教員養成における「音楽づくり」~実践的力量形成のための一試案~」,広島文化学園大学学芸学部 紀要,1,pp.137-151,2011年3月.
● 研究報告:「活動プロセス自体を主目的としたアマチュアオーケストラの可能性―「音遊びオーケストラ in 安芸津」の実践をとおして」音楽表現学 Vol. 11,pp. 33-42,2013年11月
● 著書:音楽の話をしよう~10 代のための音楽講座(単著),ふくろう出版,2011年9月.
● その他:アサヒ・アートスクエア主催(アサヒビール共催)「アサヒ・アートスクエアGrow up!! Artist Project 2010」のサポートアーティストに選出。

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