新型D-π-A蛍光性色素を用いた色素増感太陽電池の開発

keywords.jpg太陽電池,有機色素,蛍光発光,ピリジン,電子求引性吸着基 

大山 陽介 

YOUSUKE OOYAMA

division.jpg工学研究院 物質化学工学部門 応用化学講座

position.jpg准教授

研究概要

研究内容

本研究者は従来型D-π-A色素のカルボキシル基の低い電子注入能力を指摘し、電子求引性吸着基に「電子注入」機能を付与することが必要であると考え、TiO2との配位結合(N-Ti)による強い電子的相互作用の形成が可能なピリジン環を「電子求引性・注入性吸着基」として導入した新型 D-π-A蛍光性色素を世界で先駆けて考案し、従来型D-π-A色素をはるかに凌ぐ光電変換特性を示すことを実証した。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

応用分野
色素増感太陽電池、蛍光発光材料

本研究の特徴・優位性

カルボキシル基を有する従来型D-π-A色素に比べて、ピリジン環を有する新型 D-π-A蛍光性色素は2倍程度の高い光電変換特性を示す。

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学術論文:Y. Ooyama, S. Inoue, T. Nagano, K. Kushimoto, J. Ohshita, I. Imae, K. Komaguchi and Y. Harima; Dye-Sensitized Solar Cells Based on New-type D-π-A Fluorescent Dyes with Pyridine Ring as Electron-withdrawing Anchoring Group; Angew. Chem. Int. Ed., 2011, 50, 7429-7433.8.    出願特許:大山陽介、大下 浄治、播磨 裕; ドナー-π-アクセプター型化合物、蛍光色素化合物及び色素増感太陽電池用蛍光色素化合物;出願番号2011-001709

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