形状回復温度制御型の高強度チタン合金設計と浮揚溶解・凝固による材質制御

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松木 一弘 

KAZUHIRO MATSUGI

division.jpg工学研究院 材料・生産加工部門 機械材料工学講座

position.jpg教授

研究概要

研究内容

TiNi系合金は低強度で370K以下の形状回復のため,高温適用に限界がある.β型Ti合金の変態温度や強度が電子パラメータで首尾よく整理でき,形状回復温度制御型の高強度Ti合金設計に適用する.製造プロセス最適化としTi溶湯汚染がなくスカル溶解に比べ高電気エネルギー効率の浮揚溶解法を用い設計合金を溶解・凝固させ材質制御を行う.組成と製造プロセス最適化で本材料のエコバランスを図る.組織制御と低不純物量達成のTi合金を得て,TiNi系合金より高温(400K以上)で形状回復能(50%以上回復)を有し,1000MPa以上の引張強度を持つ事を目標とする.その結果、家電,発電,航空分野への適用が大きく広がる.

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

この分野に関心のある企業等との共同研究・受託研究は可能である。
本研究の適用・応用について共同研究を希望する。
応用分野
材料分野、家電分野、振動系分野

本研究の特徴・優位性

トライーアンドーエラーで行われている合金開発は多大な時間と費用を要する。
それに比し、固体電子論を基礎とした本合金開発では迅速かつ正確に目標合金を得ることができる。

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