植物作用による環境浄化法-ファイトレメディエーション

keywords.jpg有機塩素化合物の浄化,植物,環境汚染 

高橋 美佐 

MISA TAKAHASHI

division.jpg理学研究科 数理分子生命理学専攻 生命理学講座

position.jpg助教

研究概要

研究内容

有機塩素化合物であるリマゾールブリリアントブルーまたはグアヤコールが存在する環境で生育させることにより有機塩素化合物分解能力が高い植物をスクリーニングする方法とそれを用いた環境浄化方法。

植物を用いる利点として、
①光エネルギーを利用、処理コストが安い
②広範囲・持続的な汚染に対応可能
③環境にフレンドリーな方法
④PAが得られやすい
というものが挙げられる。ただ、処理に時間を要することが欠点として挙げられる。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

この分野に関心のある企業等との共同研究・受託研究は可能である。
応用分野
・産業廃棄物、工業用水、廃棄物埋立地浸出水に含まれる有機塩素化合物浄化
・汚染土壌浄化

本研究の特徴・優位性

有機塩素化合物の無害化処理法として一般的に用いられる熱分解処理法などの化学的分解法や汚染土壌の除去などの物理的な浄化方法に比べて環境負荷が小さい・低コストなどの利点がある。さらに、他の方法に比べて低濃度の汚染物浄化に有効。また、遺伝子組み換え植物を用いないので社会に受け入れられやすい。

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ビスフェノール類縁化合物の除去方法(特開2006-43643)
有機塩素化合物の植物による浄化方法(特許第3743858号)

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