酒粕に含まれるヒトに優しいチロシナーゼ阻害物質

keywords.jpgチロシナーゼ,コウジ酸,美白,酒粕 

的場 康幸 

YASUYUKI MATOBA

division.jpg医歯薬保健学研究院 応用生命科学部門

position.jpg准教授

研究概要

研究内容

シミやソバカスの原因物質であるメラニン色素の合成は、チロシナーゼと呼ぶ酵素が関与している。このたび、安全性の極めて高いチロシナーゼ阻害物質を見出したことから、美白効果をもたらす素材や食品添加剤として有効である。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

この分野に関心のある企業等との共同研究・受託研究は可能である。
応用分野
・化粧品における美白素材
・医薬品
・食品の褐変反応の抑制

本研究の特徴・優位性

これまで、多くの化粧品に美白剤として添加されていたコウジ酸に発癌性が疑われたことから、安全性の高い美白剤の開発が急務となっていた。今回、安全性の高いチロシナーゼ阻害物質を酒粕中に見出し、その化学構造を特定した。

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チロシナーゼ阻害剤(特願2006-197355)
Jeon HJ, Noda M, Maruyama M, Matoba Y, Kumagai T, Sugiyama M. Identification and kinetic study of tyrosinase inhibitors found in sake lees. J. Agric. Food Chem. 54: 9827-9833, 2006.

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