光合成微生物を用いるバイオソーラーセルの実用化研究

氏名柿薗 俊英 | カキゾノ トシヒデ 現在 広島大学に在籍していません
キーワード太陽光 バイオソーラーセル 生物太陽電池 シアノバクテリア

概要

研究内容
持続可能型エネルギー社会の構築には、太陽光を用いる再生可能エネルギーの活用が必須であり、太陽電池は期待される活用法の最右翼のひとつであるが、比較的高価で設備費回収には長期間を必要とすること、設備稼働率が中緯度域では1日あたり3時間と低く、広範な普及は難しい。ところが、光合成微生物を活用すると、培養液に適切な電子獲得電極を付設することによって、ほとんど日照時間に匹敵する時間(最大16時間/日)において光合成発電が可能となる。培地には安価に海水が使え、炭酸ガスの固定ができる長所が付随する。

産業界へのアピール

・表面積の極めて大きいモール状炭素電極が光合成微生物(シアノバクテリア)による太陽光発電を可能とする。
・発電出力は、1976年の世界初の国産太陽電池の出力1.6μWの10倍以上の出力と、使えない微弱電流から、使える弱電力へ。
・高等植物の太陽エネルギー利用率は0.3%とされるが、本研究では1週間以上の長期において発電変換率で10%を凌駕している。