分子選択的高活性ナノ光触媒による環境浄化

keywords.jpg光触媒,分子選択的,環境浄化,環境ホルモン,ナノ 

犬丸 啓 

KEI INUMARU

division.jpg工学研究院 物質化学工学部門 応用化学講座

position.jpg教授

研究概要

研究内容

我々は、無機材料および有機無機複合体のナノメートルサイズの構造制御による機能開発の研究を行っている.その一環で、ナノメートルサイズの穴をもつ材料(ナノ多孔体)と,光触媒として知られる酸化チタンの粒子をうまく組み合わせて,水中の有害有機分子を効率よく分解する複合光触媒の開発を行った.すなわち、ナノスケールの細孔をもつ多孔体と固体微粒子が複合化した複合多孔体を形成し、特定の分子を見分けて触媒表面に吸着濃縮し、高速度で分解する機能の開発に成功した.
 このナノ複合体を使うと,河川を汚染する「環境ホルモン」として問題になっているノニルフェノールが効率的に分解されることを見出している.これは、多孔体に目的分子がうまく濃縮・吸着され、それに光触媒機能がナノメートルレベルでうまく組み合わさった結果と考えられる.

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

有害な有機物質の選択的分解や有害物質除去への適用拡大と実用化に向けて企業等との共同研究に取組みたい.

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特願2004-85082,2004-97135

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