通し回遊魚を指標にした河川横断建造物の評価

keywords.jpg魚類,耳石,元素分析,河川横断建造物,河口堰,魚道 

海野 徹也 

TETSUYA UMINO

division.jpg生物圏科学研究科 生物資源科学専攻 水圏生物生産学講座

position.jpg准教授

研究概要

研究内容

現在、環境や生物に配慮した河川横建造物の建設が大切な課題となっている。私たちは、堰や魚道の機能性を評価するための環境指標生物として通し回遊魚に着目している。通し回遊魚とは、海と川を往来する魚、例えばアユやサツキマスを示す。私たちは、通し回遊魚の耳石中のストロンチウムを電子線マイクロアナライザーで分析することで、対象種が海と川を往来したかを証明できる技術を有している。この技術を利用すれば、河口に建設された堰や魚道の魚類への影響が評価できる。その他、アユについては、湖産、人工、天然の識別が耳石Sr/Ca比可能である。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

1.このテーマに関しては助言、コンサルティングは可能。2.耳石日周輪解析だけでも解析可能3.対象種はアユ、サツキマスなど4.アユの由来判別も可能5.実用化に向けての協同研究その他、詳細については相談に応じます。
応用分野
水産、環境、水産工学

本研究の特徴・優位性

1.生物を用いたダムや堰の評価 2.天然魚の資源量推定

detailsubtitle3.jpg

海野徹也ら. 耳石微量元素分析による広島県太田川サツキマスの回遊履歴の推定. 日本水産学会誌, 67:647-657. (2001)

お問い合わせ