”土のう”積みコラム(パイル)基礎の開発

keywords.jpg土のう材,地盤補強工法,リサイクル 

山本 春行 

HARUYUKI YAMAMOTO

division.jpg国際協力研究科 開発科学専攻 開発技術講座

position.jpg教授

研究概要

研究内容

従来、災害時対応の仮設資材としてのみ用いられていた“土のう”材料の機能をグレードアップし、性能評価した地盤補強工法は、軟弱な地盤材料ならびに建設残土やコンクリート解体廃棄物等を完全に包み込むことにより支持耐力を驚異的に増大させ、安価で環境に配慮した本設の建設資材として活用できる。
 本開発研究は構造物基礎下の地盤補強に“土のう”積みコラム(パイル)基礎を適用していくことを目指している。そのためには、耐久性のある“土のう”材の開発や長期に亘る鉛直耐荷力のみならず鉛直力作用下での“土のう”積層体の地震時の応答特性等が重要な調査・検討課題である。このような発想の地盤基礎補強法が完成すれば、前述の解体廃材等のリサイクル使用はもちろんのこと、コンクリートや鋼材を極力使わず施工にも特殊な重機を必要としないため,発展途上国の基盤整備にも多くの用途がある。
 なお、本課題は名古屋工業大学大学院工学研究科社会工学専攻・松岡元研究室との共同研究開発である。施工実施例は数件あるが,現在も地元企業を実地指導するなどして本施工法の普及を図っている。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

この分野に関心のある企業との間で共同研究あるいは技術指導が可能である。

お問い合わせ