蛍光X線顕微鏡による微量元素の局所状態分析

keywords.jpg微量分析,放射光,顕微鏡,状態分析,蛍光X線 

早川 愼二郎 

SHINJIRO HAYAKAWA

division.jpg工学研究院 物質化学工学部門 応用化学講座

position.jpg教授

研究概要

研究内容

蛍光X線分析法は簡便な非破壊分析法として広く用いられているが、微小な試料への適用には限界があった。当研究室では、微小なX線ビームを用いて顕微分析を行う装置を開発し、従来法では実現できなかった微小領域での微量分析を可能にした。
  Spring-8の放射光を用いればミクロンレベルの空間分解能で0.1ppmオーダーの多数の微量元素について同時分析が可能である。本学の実験室においても100ミクロンレベルの空間分解能でppmオーダーの微量元素分析が可能である。本手法では微量元素の分布が画像として得られるだけでなく、X 線吸収スペクトル測定による化学状態分析、元素分布の多変量解析などを組み合わせる事で、微量元素の蓄積状況、その要因、影響などを議論する事ができる。これまでに個別のエアロゾル粒子毎の無機成分分析や生体組織へのカドミウム、水銀などの蓄積現象の追跡への適用について検討を進めている。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

このような分野に関心のある企業、団体などと共同研究、受託研究が可能である。

お問い合わせ