ウイルスの酵素を使った難分解性バイオマスを低分子化できるバイオマスリサイクルプロセスの実用化

keywords.jpg多糖質分解酵素,キチン,キトサン,エタノール生産 

山田 隆 

TAKASHI YAMADA

division.jpg先端物質科学研究科 分子生命機能科学専攻 分子生命機能科学講座

position.jpg教授

研究概要

研究内容

多くのバイオマスは複雑な構造と組成をしており、従来の微生物・酵素等では分解・低分子化が不十分である。難分解性で有名なある生物に感染するウイルスから新規な強力酵素を発見した。この酵素を用いると種々の難分解性バイオマスを低分子化して多くのプロセスの原料に利用できる(例エタノール生産)。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

1.この酵素(ウイルス)を活用するプロセスの実用化に向けて企業と共同研究を行いたい。
2.知見の提供,調査,コンサルティング,技術指導が可能である。
応用分野
エタノール生産、廃材処理、水産廃棄物(エビ・カニ殻)のリサイクル、機能性オリゴ糖生産

本研究の特徴・優位性

従来、バイオマスの分解にはセルラーゼ、キシラナーゼ、各種グルカナーゼ、キチナーゼ、キトサナーゼ等が用いられてきたが、これらでは全く分解できないウロン酸含有多糖を分解できる新規酵素をウイルスから発見した。この酵素の併用によってバイオマス利用効率は飛躍的に増大しエタノール等への変換が効率化できる。

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特願2004-202644, vAL-, a novel polysaccharide lyase encoded by chlorovirus CVK2. FEBS Lett.,559, 51-56 (2004).

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