赤潮発生予測モデルの開発

keywords.jpg赤潮,モデル,環境,海,養殖 

山本 民次 

TAMIJI YAMAMOTO

division.jpg生物圏科学研究科 環境循環系制御学専攻 環境予測制御論講座

position.jpg教授

研究概要

研究内容

最近では,赤潮は有害・有毒な植物プランクトン種の発生が多くなっており,養殖業などに被害を与えている。我々は個々のプランクトン種の発生・消滅を再現するマルチ・コンパートメント・モデルの開発を行っている.

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

この技術の実用化に向けて,企業,地方自治体,各種関係団体等との共同研究・受託研究・技術指導が可能である。また,このテーマに関する講演・助言など可能.
応用分野
海域の赤潮,湖沼・ダム湖などでのアオコの発生予測

本研究の特徴・優位性

これまでの植物プランクトンを対象とした生態系モデルでは,プランクトン群集を1つのコンパートメントとして扱っていたため,個々の種が特異的に増殖して問題となる赤潮予測には適用不可能であった。
 これに対し,我々は,特定の種の生理学的特徴を実験的に明らかにした上で,それによって求められるパラメータ及び関係式を導入したモデル(いわば,生態系内の種間競合・共存を表現する高度なモデル)をいくつか作成してきた。 
このモデルを用いて,既に広島湾などで発生する有毒渦鞭毛藻のうち,アレキサンドリウム,ギムノディニウム,ヘテロカプサなどの発生予測に適用できることを確認している。

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Modelling the population dynamics of the toxic dinoflagellate Alexandrium tamarense in Hiroshima Bay, Japan. J. Plankton Res., 24, 33-47 (2002).

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