木材および木質材料の貫通穴加工におけるバリ抑制

keywords.jpg木材,木質材料,貫通穴加工,バリ生成,バリ抑制 

番匠谷 薫 

KAORU BANSHOYA

division.jpg教育学研究科 科学文化教育学専攻 技術・情報教育学講座

position.jpg教授

研究概要

研究内容

木造住宅の建築,さらには住宅内装資材あるいは家具類の製造では,木材あるいはパーティクルボード,MDFなどのボード類に貫通穴加工を施して部材同志の接合が行われることが多い。この加工にともなって,材料裏面(加工穴出口側)にバリが生成する。このバリはのちに取り除く必要が生ずるため,バリの大幅な抑制,あるいはバリをゼロにすることが望まれる。
 バリ生成には,種々の因子が影響を及ぼすが,当研究室のこれまでの研究では,主にボード類を対象にして,加工条件,工具先端形状,さらには工具摩耗の影響について細かく基礎的に調べてきた。さらに,工具によっては,穴あけ加工中の1回転あたり送り量を制御することによる抑制方法が生産性の観点から有益であることも指摘した。  木材あるいは木質材料の貫通穴加工におけるバリの抑制技術の検討は極めて大切な研究と考えている。 (注)MDF:中質繊維板(Medium Density Fiberboard)

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

この分野に関心のある企業との共同研究・受託研究は可能である。
応用分野
家具製造業,プレカット業

本研究の特徴・優位性

バリ生成は,材料・工具・加工条件等種々の因子によって影響を受けることはいうまでもないことであるが,加工能率の低下(加工時間の延長)を招かないことへの配慮が必要である。そこで,この視点からとくに送り速度の制御によるバリ抑制を中心に考え,さらに工具の適正刃角からの視点からも検討している。

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特許番号 第2603589号 木質材料の貫通穴加工方法及び貫通穴加工装置

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