地面効果翼機の開発

keywords.jpg地面効果翼,前翼式,特殊航空機 

岩下 英嗣 

HIDETSUGU IWASHITA

division.jpg工学研究院 エネルギー・環境部門 地球環境工学講座

position.jpg教授

研究概要

研究内容

地面効果翼機とは,翼が地面近傍を飛行する際にその揚抗比(揚力と抗力の比率)が大幅に向上することを利用した特殊航空機であり,次世代の高速大量輸送機関として研究開発が行われている。
 これまで地面効果翼機は,飛行高度による風圧中心の移動量が大きいことに起因する安定性に関する問題がネックとなり,少なくとも我が国では実機として開発された例がほとんどない。当研究室では,2002年から鳥取大学との共同研究を通じて,前翼式を採用することによりこの問題,および波浪面上での離水に関する問題を克服できることを確認してきた。既に2mクラスのラジコン模型レベルでの自航試験による検証を終えており,今後は計測計器を搭載できるスケールでの自航模型試験による確認を行っていくことになる。
 地面効果翼機は,専用の主翼翼型の開発,専用の推進器の開発など,一般の航空機と稼動環境が大きく異なることに起因した新たな研究開発をしなくてはならない部分が多い乗り物である。これら個々の研究開発を共同で行うことが可能であり,将来的には国内で始めての数十人乗りの実機の開発を目指したい。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

この分野に関心のある企業等との共同研究・受託研究は可能である。

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