脊索動物の基本体構造確立を解明するための分子発生学的・古環境学的研究

keywords.jpg脊索動物,ナメクジウオ,初期発生機構,古生物学 

安井 金也 

KINYA YASUI

division.jpg理学研究科 附属臨海実験所 多様性生物学

position.jpg教授

研究概要

研究内容

すべての生物はもとをたどれば太古の海に行き着く。背側に脊索という構造を持つ脊索動物は、我々ヒトを出現させた極めて重要な動物群であるが、これらの動物も例外ではない。
 我々は、脊索動物の体の基本構造がどのようにして獲得されたのかを明らかにするために、脊索動物の一種であるナメクジウオ類やそれに近縁と考えられる新口動物を対象に、初期発生を中心にした分子生物学的研究を行っている。また、脊索動物が出現し多様化が始まった時期の古生物学および古海洋生態学的研究を中国の研究機関等と共同で行っている。
 当臨海実験所は、さらに、日本で初めてナメクジウオの生息地として国の天然記念物に指定(1928年)された広島県三原市有龍島(うりゅうじま)のすぐ近くにあり、この地理的好条件を活かして、まだ未確立のナメクジウオ類の飼育技術にも取組みつつある。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

この分野に関心ある研究機関、団体等に対し、研究情報の交換やナメクジウオの情報提供などの用意がある。

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