資産流動化・証券化の意義と課題に関する法と経済の両面からの研究

概要

研究内容
資産流動化・証券化は,企業等の保有する資産の収益性を裏付けに証券等を発行することにより資金調達を行う新しい金融の方法であり,バブル経済の崩壊後,機能不全を起こした銀行貸出に代わって,その規模を拡大している。資金調達を行う企業として,従来の大企業に加え,中小企業にまで裾野を広げつつあるほか,資金運用を行う投資者層も,一部の個人にまで拡大してきている。
 このように近年とみに注目されている新しい金融手法の意義について,資金調達者・資金運用者双方のみならず,わが国の金融システム全体の視点から考察するとともに,今後一層の発展を図るために解決すべき課題について,法と経済の両面から研究し,一層の制度改革を提言している。
何分複雑な仕組みの金融手法であることから,国民一般にとっては馴染みが薄い分野ではあるが,適切なリスク管理と法的リスクを解消する法制整備を進めることによって,より身近かなものとすることが可能であると考えており,幅広い関係者の理解が得られるよう活動している。

備考

『私の資産流動化教室』西田書店(2004年)

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