超臨界水を用いたバイオマスガス化プロセスの開発

keywords.jpgバイオマス,超臨界水,ガス回収,エネルギー回収 

松村 幸彦 

YUKIHIKO MATSUMURA

division.jpg工学研究院 エネルギー・環境部門 エネルギー工学講座

position.jpg教授

研究概要

研究内容

下水処理時の余剰汚泥のように,含水率の高い有機性廃棄物からエネルギーを熱化学的に回収する技術が求められているが,従来の方式では,加えた熱が水の蒸発に消費されてしまい,エネルギー効率を高めることが困難である。
これに対して,超臨界水を用いたガス化プロセスは,水の蒸発を抑制するために高圧で熱処理を行い,同時に熱回収を効率よく行うことによって水を多量に含んだバイオマス資源からのエネルギー回収が可能となる。適切な条件下では,完全にガス化を進行させることが可能で,メタン・水素・二酸化炭素を主成分とするガスが得られる。
当研究室では,これまでに反応特性など基礎的な研究を行なってきており,多くの知見を蓄積している。また、パイロットプラントでの実証運転も行っている。各種のバイオマス資源について実証を行う予定としている。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

含水率の高い有機廃棄物の有効利用を検討している企業との共同研究を希望している。
応用分野
家畜排泄物の有効利用

本研究の特徴・優位性

メタン発酵と比較して、迅速かつ完全にガス化を行うことが可能であり、発酵残さや水処理の心配がない。

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特許公開2006-169329

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