極端な変形下でも計算を続行できる
変形シミュレーション技術
大学院先進理工系科学研究科 菊植 亮 教授産業分類 : 製造業
産業分類 : 製造業
アピールポイント
● 高速で安定な弾性体変形シミュレーション手法
● 有限要素法であるが、要素がつぶれて裏返るような極端な変形下においても計算を続行できる
アピールポイント
● 高速で安定な弾性体変形シミュレーション手法
● 有限要素法であるが、要素がつぶれて裏返るような極端な変形下においても計算を続行できる
研究者のねらい
・実行中のシミュレーションに対してユーザーが随時干渉できるようなアプリケーション(実時間シミュレーション)において、計算がエラーで止まってしまうのは非常に不格好です。そういう思いから、いかなる状況でも計算を続行できるようなシミュレーション技術の開発を目指しました。
・CAE、コンピューターゲーム、教育用ソフト、手術シミュレータ、CG作成、3次元物体のデザインなどへの応用が考えられます。
・ゴム、スポンジ、生体組織など変形が激しい部材のシミュレーションへ応用できる可能性もあります。
研究内容
・物理現象のリアルタイム/インタラクティブ(実時間/相互作用的)シミュレーションに使える様々な計算技術の開発を行っています。
・たとえば,既存ソフトウェアでのシミュレーションで,「計算が遅い」「計算が発散してしまう」「計算が止まってしまう」などへの対応が可能です。
備考
・ホームページ( https://home.hiroshima-u.ac.jp/kikuuwe/ )
・Youtubeのチャンネル( https://www.youtube.com/kikuuwe )
・動画1( https://youtu.be/SFFCbUdioEQ )
・動画2( https://youtu.be/S4bJS8SGZXU )
・動画3( https://youtu.be/R5iJgJ7VApc )