チタン基複合材料の新たな製造方法
大学院先進理工系科学研究科 崔 龍範 准教授産業分類 : 金属製品製造業
産業分類 : 金属製品製造業
アピールポイント
● 高性能性を有する材料開発
● 複合材料のプロセスの簡略化可
● 低コスト化可
アピールポイント
● 高性能性を有する材料開発
● 複合材料のプロセスの簡略化可
● 低コスト化可
研究者のねらい
チタンと炭素の固相反応を利用したチタン基複合材料の簡易な製造方法を提供することを目的とする
研究内容
本発明は、チタンマトリックス中に粒子状の炭化チタンが分散したチタン基複合材料の製造方法であって、樹脂に黒鉛粉末、カーボンナノファイバー、又は黒鉛粉末及びカーボンナノファイバーの混合物を分散させてシート状に形成したグラファイトシートと、酸化膜を除去した板状チタンを準備する工程と、圧力方向に離間する前記板状チタンの間に前記グラファイトシートを挟んで積層した積層試料を作製する工程と、チタンの融点をMp(K)とした場合に、前記積層試料を、973K以上Mp以下の温度条件下で、圧力を加え保持することにより、前記グラファイトシートをを消失させるとともに、炭化チタン粒子を分散させる焼結工程と、を備えることを特徴とする。
備考
特願2019-130578
研究室HP: https://home.hiroshima-u.ac.jp/~zaishitu/Researchgate
ResearchHP:https://www.researchgate.net/profile/Yong_Choi19
Email:ybchoi@hiroshima-u.ac.jp