放電焼結による難焼結材料の作製

大学院先進理工系科学研究科 松木 一弘 教授産業分類 : 製造業

アピールポイント

 ● TiB2強化Fe系複合材料の焼結挙動
 ● TiB2とFeの界面反応相の制御
 ● Fe-TiB2複合材料硬さの向上

アピールポイント

 ● TiB2強化Fe系複合材料の焼結挙動
 ● TiB2とFeの界面反応相の制御
 ● Fe-TiB2複合材料硬さの向上

研究者のねらい

熱間工具鋼とは、熱間変形による金型の作製に適用な合金工具鋼である。近年熱間鍛造金型用、熱間押出金型用、ダイカスト金型用、熱間金型用等多種の熱間工具鋼が汎用されている。高温高圧で長時間に使用するため、金型用材料に高強度、高硬度、高熱安定性、高靭性および耐摩耗性が要求される。汎用熱間工具鋼(SKD61)には、硬度が相対的に低いため、新しいの熱間工具鋼の開発が必要としている。Fe-TiB2複合材料は新しい高硬度を持つ熱間工具材料として期待されている。

研究内容

現有しているため、高硬度・高熱伝導率の両特性を満足する高性能材料の開発機運が高まっている。そこで、純Feと純TIB2粉末を原料として放電プラズマ焼結によるTiB2在使用されている熱間工具金型材料としてSKD61が挙げられる。SKD61は低硬度・低熱伝導率を強化Fe系複合材料を作製する。

備考

特許:鉄基焼結体、鉄基焼結体の製造方法、および熱間プレス用金型: 特願 2018-148885.
論文: Y.J. Ke, K. Matsugi, Z.F. Xu, Y.B. Choi, M.Z. Wang, J.K. Yu, Fabrication of Fe-TiB2 Composites and Their Properties. 2018 World Congress on Powder Metallurgy, Beijing.
お問合せ:
広島大学産学連携推進部 (techrd@hiroshima-u.ac.jp)
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