人間拡張技術による身体能力の拡張/超人化

大学院先進理工系科学研究科 栗田 雄一 教授産業分類 : 医療,福祉

産業分類 : 医療,福祉

アピールポイント

 ● センサやアクチュエータ,情報提示により,身体能力を安全かつ効果的に拡張するための基礎技術開発
 ● 客観的なパフォーマンス向上だけでなく,主観的な超人感をユーザに与えるために,認知・心理・知覚特性も活用
 ● 物理支援におけるユーザエクスペリエンスの向上,次世代サイバーフィジカル,人間拡張技術へ

アピールポイント

 ● センサやアクチュエータ,情報提示により,身体能力を安全かつ効果的に拡張するための基礎技術開発
 ● 客観的なパフォーマンス向上だけでなく,主観的な超人感をユーザに与えるために,認知・心理・知覚特性も活用
 ● 物理支援におけるユーザエクスペリエンスの向上,次世代サイバーフィジカル,人間拡張技術へ

研究者のねらい

人間または機械単体ではなく,両者が同時に存在し,互いに影響を及ぼしあう系のことを人間機械システムとよびます.私は,人と機械を1つのシステムとしてみたときの人間機械システム全体のパフォーマンスを最大化する(人機一体)ことを目指しています.これにより,障害者に限らず,さまざまな身体特性を持つ人に対して適切に身体能力を拡張することができ,より幅広い人々に,豊かで楽しい生活を提供することができると信じています.

研究内容

これを実現するためには,アシスト機器は人の感覚・運動機能の特性や限界に配慮して設計されるべきと考え,身体能力だけでなく,認知・心理・知覚特性のモデル化技術を活用して,主観・客観の両者のパフォーマンスを向上させるための技術開発を行っています.これまでに,次のような研究を実施しています.力覚エフォートモデルを利用した自動車ステアリング操作感の理解とデザイン/ソフトアクチュエータ(ゴム人工筋)を利用した各種スポーツの拡張/運動アシストの条件変更がユーザの主観的アシスト感に与える影響

備考

工業製品デザインシステム、方法、およびプログラム,特許第6495888号人体運動評価装置、方法、およびプログラム
,特許第5991532号栗田雄一,筋肉を着るスーツによる運動の拡張, 体育の科学,Vol.69, No,1, pp.39-44,
2019栗田雄一,石原茂和,稲見昌彦, サイバスロンと人間拡張工学,電子情報通信学会通信ソサエティマガジン,
No.46, pp.105-111,
2018栗田雄一,人機一体を実現するためのヒューマンロボットインタラクション技術,技術総合誌オーム, 2017
お問合せ:
広島大学産学連携推進部 (techrd@hiroshima-u.ac.jp)
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