バイオディーセル生産細菌を用いた余剰汚泥の削減

大学院統合生命科学研究科 岡村 好子 准教授産業分類 : 化学工業
氏名 岡村 好子 | オカムラ ヨシコ
所属大学院統合生命科学研究科
職階准教授
研究者総覧http://seeds.office.hiroshima-u.ac.jp/profile/ja.d69a192d7da98025520e17560c007669.html

アピールポイント

 ● 廃水処理後の余剰汚泥を削減
 ● 廃水を滅菌処理は不要
 ● 窒素非感受性株の使用で廃液処理とバイオディーゼルを同時生産

アピールポイント

 ● 廃水処理後の余剰汚泥を削減
 ● 廃水を滅菌処理は不要
 ● 窒素非感受性株の使用で廃液処理とバイオディーゼルを同時生産

研究者のねらい

メタン発酵廃液中には有機酸が残存し、その廃液処理に活性汚泥法を利用すると、余剰汚泥の処分にコストがかかります。Nitratireductor sp. OM-1株は、プロピオン酸資化性かつ油脂合成能を有する細菌の取得を目的に分離された細菌です。廃液中の有機酸を再利用してバイオディーゼルに変換することで余剰汚泥を削減するねらいです。

研究内容

方法: コンブを原料としたメタン発酵残渣の液体成分を、①オートクレーブ滅菌、②フィルターろ過滅菌、③未滅菌して、OM-1株を直接植菌し、好気培養した。
成果: メタン発酵菌叢と共存した場合(③条件)に、CODと汚泥が最も減少した。油脂合成は阻害された。アンモニウムが存在することで,油脂合成が阻害されることがわかった。

備考

特許:岡村好子他:「微生物、脂質の生産方法及び廃水処理方法」(特願2016-007620)H28.1.19
論文:1. Okamura et al. Bioresource Technology, 201, 215-221, (2016) ,
2. Okamura et al. Papers of the 26th European Biomass Conference, 917-920. (2018) .
3. Okamura et al. Biotechnology Reports, 24, e00366 (2019)
お問合せ:
広島大学産学・地域連携推進部 (techrd@hiroshima-u.ac.jp)
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