抗菌ペプチドを利用した家畜の感染予防

大学院統合生命科学研究科 磯部 直樹 准教授産業分類 : 農業,林業
氏名 磯部 直樹 | イソベ ナオキ
所属大学院統合生命科学研究科
職階准教授
研究者総覧http://seeds.office.hiroshima-u.ac.jp/profile/ja.6d9b3fa442092269520e17560c007669.html

アピールポイント

 ● 一時的に搾乳を停止した(ショート乾乳)時の抗菌ペプチド産生
 ● 抗菌ペプチドの産生を最大限にすることで抗菌力をアップ
 ● 乳房炎を予防する技術開発

アピールポイント

 ● 一時的に搾乳を停止した(ショート乾乳)時の抗菌ペプチド産生
 ● 抗菌ペプチドの産生を最大限にすることで抗菌力をアップ
 ● 乳房炎を予防する技術開発

研究者のねらい

乳房炎によって酪農界では大損害を受けている。抗菌ペプチドは抗菌スペクトルが広く、多様な病原微生物を死滅させるので、ワクチンが未開発の微生物を抑制できる。これの産生を強化することで乳房炎予防が可能となる。そこで、抗菌ペプチド産生機構の研究を展開し、これの強化による新規な感染予防技術の開発を目指している。
ワクチンを用いた獲得免疫ではなく、元来動物に備わっている自然免疫を利用した点が特徴である。

研究内容

牛乳を生産する乳房で多種類の抗菌ペプチドが産生されること、およびそれらの抗菌ペプチドが特定の部位(乳腺か乳頭)で特定の細胞(上皮細胞か白血球)から産生されていることを見出した。
搾乳の頻度を増減させることにより抗菌ペプチドの濃度が変化することを発見した。
細菌成分が他の感染部位から乳房に移動して乳房で炎症を起こす乳房炎が存在することも示した。 

備考

Purba FY, Nii T, Yoshimura Y, Isobe N (2019) Production of antimicrobial peptide S100A8 in the goat mammary gland and effect of intra-mammary infusion of lipopolysaccharide on S100A8 concentration in milk. Journal of Dairy Science 102:4674-4681
https://home.hiroshima-u.ac.jp/anat/
特許未出願
お問合せ:
広島大学産学・地域連携推進部 (techrd@hiroshima-u.ac.jp)
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