Takagi-Sugeno(T-S)ファジィ推論に基づく高精度・高安定制御及び消費電力低減化技術の開発

keywords.jpgファジィ推論,現代制御理論,低消費電力,高精度性,高安定性 

向谷 博明 

HIROAKI MUKAIDANI

division.jpg工学研究院 情報部門

position.jpg教授

研究概要

研究の背景

近年,ファジィ推論を応用した知的制御系設計手法が多く提案され,格段の成果をあげている。特に,Takagi-Sugeno(T-S)ファジィ推論を導入することによって未知な外乱を含んでいても,所望の制御性能が達成されることが報告されている。 
 しかしながら,T-Sファジィ推論を導入したシステムに対して,制御結果の高精度化,システムの耐故障性,消費電力の低減などを考慮していないのが現状であり,実機適用に当たっては改善の余地がある。

研究内容

当研究室では,簡便さを特徴とするT-Sファジィ推論とロバスト性に優れている最新の現代制御理論を統合することによって,高精度・高安定制御及び低消費電力を保証する新たな高機能ファジィ制御系設計の研究とそのコントローラの開発を行っている。現在,家電モータ制御やその他広い分野に適用可能である。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

知見の提供,調査,コンサルティング,技術指導が可能である。

このテーマに関する講演,助言などが可能である。

本研究の適用・応用について共同研究を希望する。
応用分野
家電モータ制御やその他広い分野に適用可能

本研究の特徴・優位性

T-Sファジィ推論を導入により,外乱やモデル化誤差にもロバストな高精度・高安定制御が可能である。
ファジィ制御による簡易な制御ルールだけで制御入力が調節可能である。
ファジィ制御の導入により,二次的な有用性として消費電力コストの削減が期待される。

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向谷, 木元, ``付加的制御ゲインを利用した不確定大規模システムのための分散二次コスト保証制御,'' 電気学会論文誌C Vol.127-C, No.5, pp.712-725, 2007.

H. Mukaidani, M. Kimoto and T. Yamamoto, ``Decentralized Guaranteed Cost Control for Discrete-Time Uncertain Large-Scale Systems Using Fuzzy Control,'' IEEE World Congress on Computational Intelligence, pp.3099-3105, Vancouver, July 2006.

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