ファイバ型2色温度計による切削加工における工具刃先温度
の測定

大学院先進理工系科学研究科 田中 隆太郎 准教授産業分類 : 農業,林業

アピールポイント

 ● 非接触で対象物の温度測定が可能
 ● 電気伝導性がない工具でも測定可能
 ● 高い応答性によりエンドミル加工のような高速回転する工具でも測定可能

アピールポイント

 ● 非接触で対象物の温度測定が可能
 ● 電気伝導性がない工具でも測定可能
 ● 高い応答性によりエンドミル加工のような高速回転する工具でも測定可能

研究者のねらい

切削加工において最適な切削条件の選定に関する要望は高い.答えを得るためにはさまざまな加工条件で工具寿命を調べ,どのようなメカニズムで工具が摩耗するのかについて検討したうえで検証を行うことが必要であり近道はない.その際に工具と被削材の接点の温度はきわめて重要な情報となる.工具上の凝着物の挙動や工具表面のコーテッド膜の化学的安定性などを議論する際には欠くことができない情報である.我々の研究室では,ここで示した切削温度に限らずさまざまな切削特性値の新しい測定法およびデータ解析の手法を提案し,切削メカニズムを解明することで新素材や工具開発に貢献できるよう努めている.

研究内容

スローアウェイエンドミルを用いてチタン合金を側面加工する際の1回の切削中における工具は先温度の推移を調べた.切り取り厚さが最大で開始され0で終了するダウンカットにおいて乾式では切り取り厚さが減少していくにもかかわらず工具刃先温度は上昇を続ける.切削油剤を供給したとき,切り取り厚さが小さいときに切削温度の低減効果が大きいことが分かった.

備考

論文:R. Tanaka, A. Hosokawa, T. Furumoto M. Okada and T. Ueda: Influence of cutting fluid on tool edge temperature in end milling titanium alloy, Journal of Advanced Mechanical Design, Systems, and Manufacturing Vol.9, No.5, (2015) Paper No.14-00509.
お問合せ:
広島大学産学連携推進部 (techrd@hiroshima-u.ac.jp)
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