新規作用機序による抗C型肝炎ウィルス薬

氏名越智 秀典 | オチ ヒデノリ 現在 広島大学に在籍していません
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概要

【新技術の概要】
不死化ヒト肝細胞の立体培養系やヒト肝細胞キメラマウスを用いてアラキドン酸カスケードに関与するCOX1阻害剤、PGI2受容体アゴニスト、TXA2合成酵素阻害におけるC型肝炎ウィルス粒子の感染性低下作用を発見した。
Using in vitro and in vivo models, including a 3-dimensional culture system for immortalized human hepatocytes and HCV-infected chimeric mice transplanted with human hepatocytes,several compounds involved in arachidonic acid cascade, such as COX1 inhibitors, PGI2 receptor agonist, and thromboxane A2 synthase inhibitors ,suppressed infectious HCV particle production.

【従来技術・競合技術との比較】
近年、C型肝炎ウィルス感染に対して従来のインターフェロン及びリバビリンによる治療から核酸アナログ製剤の併用療法の導入によりウイルス排除率は著明に改善したが、副作用や耐性変異の出現等の問題点は依然残されている。

【新技術の特徴】
・アラキドン酸カスケードに影響する化合物による新しい機序に基くC型肝炎ウィルスの感染性抑制作用の発見
・C型肝炎に感染した細胞・組織のex vivo処理やウイルス感染モデル(培養細胞、モデル動物)においても感染を抑制

【想定される用途】
・従来のC型肝炎ウィルス感染治療薬との併用治療
・C型肝炎等、C型肝炎ウィルス感染に起因する各種疾患の予防および治療

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