生態学をベースとした河畔域の評価と環境修復

keywords.jpg河川,緑化,環境評価,環境修復,植生管理 

中坪 孝之 

TAKAYUKI NAKATSUBO

division.jpg生物圏科学研究科 環境循環系制御学専攻 環境予測制御論講座

position.jpg教授

研究概要

研究内容

近年,多自然型川づくり事業をはじめとする様々な自然再生・環境修復事業が河畔域で行われている。しかし,これらの事業の中には,河畔が本来有している生態学的機能を考慮せず,外見のみを重視した箱庭的なものであったり,外来植物の安易な導入によって新たな環境破壊をもたらしている場合がある。
今後の自然再生・環境修復事業では,現存する生態系の構造や機能を総合的に評価し,それを踏まえて管理・修復計画の立案・実施を行うことが求められている。
当研究室では,広島県太田川,黒瀬川,愛知県矢作川等において,河畔植生の成長能力やその生態的機能,外来種のインパクト評価,更には汚染実態の把握と改善手法等についての研究を行ってきた。これらの研究は,在来植物を利用した緑化や既に侵入してしまった外来種の制御等の技術開発につながるもので,その一部は実際の河畔植生管理に用いられている。今後は,より多くの具体的事例に携わることによって,評価手法・修復技術をより洗練し,河川流域の環境保全に寄与したいと考えている。

実用化に向けて(想定業界・用途、課題、企業への期待など)

関心ある環境コンサルタント等の企業や自治体等との間で共同研究・委託研究・技術指導などが可能である。
知見の提供,調査,コンサルティング,技術指導が可能である。
また、このテーマに関する講演,助言なども可能である。
応用分野
環境評価・修復・管理

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Suzaki T. and Nakatsubo T. (2001) Impact of the bamboo Phyllostachys bambusoides on the light environment and plant communities on riverbanks. Journal of Forest Research 6: 81-86.

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